うちでも知床の事故の話題が出て、法整備はもちろん、我々自身も危険を避けるための行動を取れるようでなければならないのかもしれない、と、なった。
そこで夫が「今、自分が危惧しているのはインフラ。みんな、トンネルは崩れないし、橋は落ちないと信じているでしょう」と。
— ぽんたろう (@kishijun152) May 1, 2022
「道路も何もかも整備されているのが当たり前の世の中で、そんなことは考えないかもしれない。でも信用しすぎない方がいい。今のインフラの多くは作られてから40年以上経っている。多分だけど技術者の質も数も10年前くらいがピークで、徐々に人手が足りなくなるし技術力も落ちていく」
— ぽんたろう (@kishijun152) May 1, 2022
「人手や予算がなければ保守にも手が回らないし見落としも出る。老朽化したままのところがあってもおかしくない」
じゃあどうしたら… と聞くと、
「危険を避ける判断は難しいけど、何かおかしいと感じたらその場を離れるようにするだけでも違うと思う。とにかく過信しないで」とのこと。— ぽんたろう (@kishijun152) May 1, 2022
夫は長年建設コンサルタントで技師をしていて防災関連の仕事にも携わっている。確かにこの20年くらいの間に高齢化と離職で技術者は少なくなったように思う。危険だしキツいし給料安いし、我々の同級生も何人も離職している。
— ぽんたろう (@kishijun152) May 1, 2022
さらに言うと、採用を控えた時期があったために中間年齢層が抜けている。そのため技術の継承が難しいのだと。
インフラの今後のことになると夫の顔は曇る。確かに不安になる話だ。
— ぽんたろう (@kishijun152) May 1, 2022
加筆
私は仕事の関係で薬品取扱の講習を受けることがあるのだけど、そこで
「毒劇物に関する法律は、血で書かれていると言われています。何か人命に関わる事故が起こってから、その物質が規制されるからです。皆さんが扱っている薬品も、将来は毒劇物になるかもしれない— ぽんたろう (@kishijun152) May 1, 2022
そういう意識を常に持って安全対策をしてください」と言われた。
残念だけど、私たちにできるのは、日常の身の回りの安全管理しかない。
人間はすぐに慣れてしまうので、時々そういった危機意識について思い出すことにしている。— ぽんたろう (@kishijun152) May 1, 2022