農林水産省が発表したのは、ウクライナから避難民のペットの狂犬病予防に関する隔離措置の一部緩和です。
日本に入ってくるペットについては狂犬病のワクチン接種を証明する書類がない場合、ワクチンを接種した上で、最大180日間、動物検疫所に隔離されます。今回、ウクライナ避難民の多くは証明書を準備する時間がなかったため、証明書がなくても狂犬病のワクチンを接種した上で抗体価が基準を上回っていれば180日の隔離措置がなくても一緒に生活できます。
これまでも災害救助犬などに適用されていた特別ルールが拡充された形です。農林水産省は「避難民の方の日本での滞在がより良いものになるように、狂犬病の予防をした上で出来ることを検討した」と説明しています。。
① /⑦
狂犬病の清浄国ではない地域であるウクライナから
清浄国である日本へ避難されてきた方のペットである犬が
狂犬病予防法に基づき
動物検疫所で最長180日間も
係留される理由。狂犬病は
・感染し発症すると犬も人もほぼ100%死亡する。・「狂犬病」という名前ですが全ての哺乳類が感染する。
— 松本秀樹(犬と旅してた人) (@macha_daichi) April 18, 2022
② /⑦
・人に感染させる媒介動物の99%が犬である。(だから犬だけが狂犬病予防接種を義務付けられている)・その犬が狂犬病ウィルスに感染しているかどうか、発症前にわかる検査がない。
・狂犬病ウィルスの潜伏期間の平均が2〜3ヶ月(人は1年以上の場合も)なのでセーフティーに180日間か。
— 松本秀樹(犬と旅してた人) (@macha_daichi) April 18, 2022
③ /⑦
・人→人、人→動物への感染は確認されていない
(だから、飼い主さんは入国できています)犬にとっても、人にとっても、野生動物にとっても危険な狂犬病。
日本では1956年(人1人、犬6頭が死亡)を最後に
犬も人も野生動物も発症はありません。— 松本秀樹(犬と旅してた人) (@macha_daichi) April 18, 2022
④ /⑦
これは、
今回のような一見厳しすぎるように見える
いわゆる水際対策を
厚生労働省、農林水産省、獣医師会が中心となり、1頭も例外、特例なく
しておいてくれた結果です。インドネシアのフローレス島では、海外から船できた、たった3頭の犬から、3年後に島全体に感染拡大し…
— 松本秀樹(犬と旅してた人) (@macha_daichi) April 18, 2022
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3年間で81人が亡くなり、感染拡大防止のため約50万頭(全総数の63%)が殺処分された
という事もありました。
(大阪府獣医師会サイトより)なので、
今回の措置は…— 松本秀樹(犬と旅してた人) (@macha_daichi) April 18, 2022
⑥/⑦
自分の愛犬や友達の犬、自分の家族や大切な人、将来日本で暮らす犬や人、日本に住む野生動物を守るためにはやむを得ないと松本秀樹は考えています。
ただ、
費用(約55万円)については…— 松本秀樹(犬と旅してた人) (@macha_daichi) April 18, 2022
⑦ /⑦
命からがら
避難してきたわけですから
ウクライナの方本人が払える可能性は極めて低いので、
日本政府が払う、
とか、
政治家さんのどなたかが
ポケットマネーでポンと(人気出るんちゃう?)
…と考えています。長文失礼いたしました。
終わりです🙇♂️— 松本秀樹(犬と旅してた人) (@macha_daichi) April 18, 2022
寄せられていたコメント
日本はワクチン接種義務にしてようやく亡くなった病気。
可哀想って理由だけでは到底このまま方針は変えてはいけない。
コロナとはわけが違うし、本当に危険なのをもっと発信してほしい。
申し訳ないが狂犬病入れるくらいなら多少非道に近い事をしても仕方ないのよ
日本も戦前は狂犬病 あったので
死んだばあちゃんは 野良犬怖がってた。大袈裟だけど、ここで緩めたら 子どもが外で遊べなくなる日が来るかもしれないってちょっと想像したら誰でもわかるはず