経過については引用させていただきます。

【1日目】
病院でPCR検査を行い、陽性が判明。
血中酸素飽和度(SpO2)は96%とギリギリ正常値で、保健所からの指示により自宅療養。

同居していた兄の妻と子どもは濃厚接触者となり、家族全員が自宅から出られなくなる。

【2日目】
咳が止まらず、発熱も続く。
解熱剤により落ち着いた際に果物を口にすることはできるが、体力はかなり落ちていた。

保健所より今後の指針の連絡。状況によってはホテルや病院を手配。変化なし/改善すれば引き続き自宅療養。

パルスオキシメーターが無く、SpO2の計測はできず。

【3日目】
パルスオキシメーターが届き計測。
SpO2は85%だったが、保健所からの指示は変わらず自宅療養。

呼吸困難が悪化し、親族の医師に相談したところ、すぐに救急車を呼ぶよう指示。
しかし搬送先が見つからず、出発できない救急車で酸素吸入。

数時間耐え、なんとか入院。

【4日目】
肺の広範囲にコロナ肺炎の症状があり、中等症Ⅱと診断。
それから酸素吸入により体調が少し回復。
自ら食事を摂り、家族への連絡もできた。

しかし数時間でSpO2の値が悪くなり重症に。
人工呼吸器の装着と挿管を行う。

この日が、兄が家族と会話をした最後の日となった。

【5~7日目】
吸入に必要な酸素の量も安定。
心電図に変化があり、心筋症の可能性があるため投薬を増量。
肺の影も改善されてきているとの診断。

【8日目】
急変。

100%の酸素吸入でもSpO2の値は60%を保てない。
心臓の働きも悪くなり、血圧の数値も極端に下がる。

腎機能も悪化し、心臓補助と透析を開始。全身が重篤な状態。
より高度な治療ができる病院を探すも、受け入れ先は無かった。

【9日目】
心停止。
その後心臓マッサージにより心拍再開。

ECMOを導入するも、肺の状態はさらに悪化。
より高度なECMO治療ができる施設を探すも受け入れ不可。

病院でできる全ての治療を施したが良くならない状態。
両親が兄の家族と電話を繋ぎ、意識の無い兄へ応援の声を届けた。

【10日目】
心臓が動かなくなり、強心薬を打つも回復が望めない状態に。
これ以上の自己回復は難しいとのことで、家族の到着を待ち、機器を停止。

死去。

寄せれていた「みんなのコメント」

●初めまして、私も重症化して人工呼吸器を一週間つけ1ヶ月入院していた者です。今は自宅でリハビリ中です。
お兄様のご冥福を心からお祈り致します
●お悔やみ申し上げます。色々と、大変でしたね。コロナの恐ろしさを教えて下さって、ありがとうございます。自分を含めての多くの方には、自覚が薄いと思います。改めての警告を発して頂いたのは大きいです。まだまだ、コロナの終息には時間が必要ですが、体調を崩さない様にして過ごしましょう。
●お気持ちが辛い中、発信していただき、ありがとうございました。

ご冥福をお祈り申し上げます。
皆様もお疲れの出ませんように。