やったことが
ほんのわずかだもの
やり残したことばっかりでしょう。
きっと
ひとりの人間が
生まれてから死ぬまでの間
本当にたわいもない人生だから
大仰には考えない

靴下でもシャツでも
最後は掃除道具として最後まで使い切る
人間も、十分生きて自分を使い切ったと
思えることが人間冥利に尽きるという
ことだと思う
自分の最後だけは
きちんとシンプルに
始末することが最終目標

結婚なんてのは若いうちにしなきゃダメなの。

物事の分別がついたらできないんだから。

私は「なんで夫と別れないの」と
よく聞かれますが
私にとってはありがたい存在です。
ありがたいというのは漢字で書くと「有難い」
難が有ると書きます。
人がなぜ生まれたかと言えばいろんな難を受けながら
成熟していくためなんじゃないでしょうか

もし生まれ変わったら
内田とはもう逢いたくない
もし次逢ったら
好きになってしまって
また大変な人生を送ってしまうから

がんはありがたい病気
周囲の相手が自分と真剣に
向き合ってくれますから
ひょっとしたらこの人は来年はいないかも知れないと思ったら
その人との時間は大事でしょう?
そういう意味で、がんは面白いのよ
[文・構成 Temita編集部]