隔年で開催されている日本の自動車業界最大のイベントである「東京モーターショー」が、存亡の危機に立たされている。

「費用対効果が得られない」として海外自動車メーカーが相次いで10月開催の同ショーに出展しない方針を決定しているためだ。

主催団体である日本自動車工業会(自工会)の会長を豊田章男トヨタ自動車社長が務めていることもあって、顔を潰されたかたちとなったトヨタは仕返しとばかりに、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショーへの出展を取りやめる。

日本の自動車市場が成熟して需要が伸び悩むなか、まず米国自動車メーカーの一部が出展を取りやめた。もともと日本市場は輸入車市場が小さいが、なかでも米国車のシェアは低く、成長は見込めないためだ。

 さらに中国の自動車市場が成長したのを受けて、欧米の自動車各社は上海と北京で毎年交互に開催される中国のモーターショーに力を入れるようになり、同じアジアにある東京モーターショーの地盤が沈下していった。それでも日本の輸入車市場でシェアの高いドイツ系自動車メーカーは出展を続けていたが、ここにきて東京モーターショーの出展見直しが相次いでいる。

参照:kiji.is

投稿に寄せられたコメント

[文・構成 Temita編集部]